O♡L

「顔赤いぞ」

すぐに課長に気付かれた。


「し…失礼します!」


これ以上、顔をまじまじと見られるのがイヤになったあたしは、逃げるようにその場から立ち去ろうとした。


すると…。

ガシッ‼︎


驚いて振り返ると、五十嵐課長があたしの手首を握っていた。

そして、まっすぐな瞳であたしに問う。


「…お前、光輝のことが好きなのか?」


あたしは、目を反らすことができなかった。