O♡L

1つ1つを摘まみ上げていると、無性に虚しくて悲しくなってきた。

課長に食べてもらえなかったことが…一番悔しい。


「…なんで、こんなことするんですか」


見えないところから足を引っ掛けるなんて…。

あたし…なにかしましたか…?


「べつにミナミ、関係ないけどぉ。小稲さんが急いで走ってきただけだよ?」


お弁当のおかずを拾うあたしの顔を覗き込むように、ミナミさんは隣にしゃがみ込む。