O♡L

そんな声が聞こえて顔を上げると、嬉しそうに微笑むミナミさんがいた。


ミナミさんは、通路の角から出した脚を元に戻す。


…まさかとは思ったけど。

どうやらあたしは、ミナミさんに足を引っ掛けられてしまったようだ。


「なんかお弁当がグチャグチャになっちゃったけど、あれって五十嵐課長のお弁当だったりするー?」


あたしは無言で、床に散らばったおかずを手掴みでタッパーに戻す。