O♡L

ようやく足が地に着いたかと思ったら、五十嵐課長は急に前屈みになった。


ドンッ…!!

課長は壁に手をつき、あたしは壁と課長に挟まれる状態に。


逃げ場がなくて、困惑する。


「おい、小稲っ」

五十嵐課長の低い声が、非常階段に響き渡る。


「…な、なんですか」

「さっき、なんでいなくなったんだよ」


さっき…。

五十嵐課長がおいしそうに、ミナミさんのお弁当を食べていたときだ。