O♡L

「それでも返します!」


封筒をお互いに押し付け合う。



そのやり取りが何回か続き…。

先に折れたのは、五十嵐課長だった。


「…ったく、頑固なヤツだなぁ」

課長は、面倒くさそうに頭をかく。


「…じゃあ。お前、明日俺に弁当作ってこい」

「え…?」

あたしはキョトンとして、首を傾げる。


「その金は、弁当の材料費だ。それで文句ねぇだろ?」