O♡L

「…んだよっ。もともと男いるなら、初めからくんじゃねぇよ」


ショウタくんは舌打ちをして、そう吐き捨てる。

そして、イライラしながら足下にあった空き缶を蹴飛ばして、人混みの中へ消えて行った。



「大丈夫か?」

あたしは、五十嵐課長の腕から解放される。


「…はい」

「あれ、お前のツレか?」

「違います…!」

「…ったく、ガキはとっとと帰れよな」