O♡L

「あ、ケンくんっ!」

しばらくして、隣でサキの弾む声が聞こえた。


声の方を向くと、黒髪と茶髪の長身の男の人たちがこちらへ歩いてきた。


「…え、どっちがケンくん?」

「黒髪だよっ」


あたしとサキが小声で会話しているうちに、2人はあたしたちの目の前へ…。


身長差、20センチくらいはあるだろうか…。

あたしとサキは、2人を見上げる。


「ごめん。待たせた?」