O♡L

そんな五十嵐課長の姿を見ていたら、居ても立っても居られなくなって…。

あたしは、勝手に体が動いていた。


捻挫している脚のことなんか忘れて、あたしは階段を駆け下りていた。



「…お疲れ様ですっ」

五十嵐課長のもとへ駆け寄り、その場にしゃがみ込む。


「なんか…かっこ悪ぃところ見られちまったな」

「そんなことないですよ。五十嵐課長の一生懸命に走る姿、ちゃんと見てましたから」