O♡L

光輝さんは、救護室から出て行く課長の背中に目を向ける。


「俺もとっさに、課長みたいに奈緒ちゃんを抱きかかえれば…」


五十嵐課長にさえ、お姫様抱っこをされて恥ずかしかったのに、それが光輝さんだったら幸せすぎて気絶してしまいそう。


「奈緒、立てる?お昼食べに行かない?」

「うん、行こ!」

幸い、脚の痛みも引いてきていた。


「まだ無理しちゃダメだよっ」