O♡L

「…大したことありませんっ!」

そう言って、光輝さんに笑ってみせる。


でも本当は、痛くて立つことも困難だった。


…そのとき。


「ほら、行くぞ」


急に体がふわっと軽くなった。

と思ったら、あたしは宙に浮いていた。


正確に言うと…。

あたしは一瞬にして、お姫様抱っこをされていた…!


「…え⁉︎…え⁉︎」

突然のことで、頭がパニックを起こす。