私はすでに握っている手に、蓮先輩の空いている片方の手をとる。 「蓮先輩が怖いだなんて、絶対ないですっ…!噂なんて私、どうでもいいですよ?だって…私が知ってる蓮先輩は、とってもとっても…優しいですっ…!」 自分の気持ちを伝えたくて、精一杯手を握った。 蓮先輩が何をそんなに不安そうにしてるのか…私、バカだからわかってあげられないんですけど、でも…蓮先輩には笑顔でいてほしい。 だって私、蓮先輩が……、…え?