多分、気づいていたのに。 わかっていたのに。 どうして認めるのに戸惑っていたの…? 私もうずっと前から…蓮先輩が大好きなのに…。 失ってから気づいたって、もう遅いのにっ… 「蓮先輩っ…」 私の呼ぶ声は、蓮先輩には届かずに風に乗って消えていく。