不思議に思いながら、なんだか面白くってクスッと笑った。 「あ、そーだ。はい萌。クレープ」 「わっ…!やったー!ありがとうございますっ…!」 「ふっ、喜びすぎ。これ食ったらまた回ろっか」 「はいっ…!」 大好きなクレープを買ってもらって嬉しくなって、もうさっきの出来事なんて頭の中から吹っ飛んでいく。 蓮先輩といるの…楽しいなぁ…えへへっ… その日はもう夢見心地で、私は蓮先輩と遊園地を堪能したのだった。