というより、もう全身の力が抜けきっている。 近くのベンチで降ろしてもらい、二人で並んで座った。 「こ、怖かったですねっ…」 「…そーか?」 「蓮先輩はこういうの得意なんですか…?」 「得意っつーか…オバケなんていねーだろ。萌はほんとに苦手なんだな」 「あんなビビる人初めて見た」といいながら、笑う蓮先輩。 は、恥ずかしい…っ。