「もーえ」 …早く出たいよぉ…っ 「おーい萌、もう外だぞ」 「…へ?…あ、ほ、ほんとだぁ…」 蓮先輩の声に顔を上げれば、場所はオバケ屋敷の外。 「あ、蓮先輩っ…抱えさせてごめんなさいっ!も、もう降ろして大丈夫ですっ…!」 「足プルプルしてるけど?とりあえず、ベンチ座るか」 蓮先輩の言うとおり、安心しきって足の力が抜けている気がする。