【完】狼さんはうさぎちゃんに夢中



蓮先輩が、ぽんぽんと背中をゆっくり叩いてくれる。



少し安心して、恐怖が和らいだ。




そのまま顔を上げ、じっと蓮先輩を見つめる。




そこにはちゃんと蓮先輩がいて、もしかしたらオバケかも…!と思っていたのでホッとした。




「……どうしよ、蓮先輩っ…歩け、ないです…」




「あぁ、怖かったな。抱えてもいい?」




蓮先輩の問いかけに、何度も頷いて、手を伸ばす。