蓮先輩が、ぽんぽんと背中をゆっくり叩いてくれる。 少し安心して、恐怖が和らいだ。 そのまま顔を上げ、じっと蓮先輩を見つめる。 そこにはちゃんと蓮先輩がいて、もしかしたらオバケかも…!と思っていたのでホッとした。 「……どうしよ、蓮先輩っ…歩け、ないです…」 「あぁ、怖かったな。抱えてもいい?」 蓮先輩の問いかけに、何度も頷いて、手を伸ばす。