ママの想定外の反応に、ぽかんと間抜けに口を開いたまま一時停止。




「それに、そんな食生活じゃ心配ね〜…また今度晩御飯でも三人で一緒に食べましょうっ!娘の彼氏と三人で食事するの、夢だったのよ〜!」



「か、彼氏じゃないよっ…!」



「あらあらあら〜赤くなっちゃって可愛い〜!それにね、その子送り迎えまでしてくれてるんでしょう?ママ実は心配だったのよ、学校そんなに近くないから、萌みたいな可愛い子いつ狙われちゃうかわからないっ!てね」




「あんなかっこいい子が送り迎えしてくれて、安心だわ〜」と、随分と嬉しそうなママの姿に私は自然と頬を緩めた。