「あんたね…危機感が無さ過ぎるわ…全く。それにしても…あの男、あんな甘〜い顔するのね」
「甘い…顔?蓮先輩のこと?」
「………あ、ごめんなさい。萌が絶滅危惧種並みの鈍感だって忘れてたわ」
何を言い出すのか、エミリちゃんは頭を抱えるように本日最大のため息をついたのだった。
ーーーーー…
4限目が終わるチャイムがなり、私は急いでカバンからお弁当を取り出す。
いつもはエミリちゃんとエミリちゃんの彼氏である竹乃君こと竹ピーと食べていたけど、今日からは蓮先輩と食べる。
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