年下オオカミ。



なっ ななな…!
なにするのーー‼


私はいきなりのことに固まってしまった。



「そういう反応も可愛い。 有紗ちゃん、俺だよ。
航宇だよ。 やっと帰ってこれたんだ。」



え… 航宇くん…?
もしかしてあの可愛くて、泣き虫な航宇くん!?



今日からまたよろしくね、なんて
にこにこしながら言っている。



確かに目を細めて笑う感じが、とても似てる。



でも私より身長は高くなっていて、
声が低くなっていて。



何よりもこんなオオカミみたいになって帰ってくるなんて
思いもしなかった。