それから1週間。
薫先輩や如月先輩も手伝ってくれたが、犯人は見つからなかった。
それに私物がなくなることも無くなり。
自然と犯人探しは収束に向かっていた。
「良かったねぇ、睦月。」
「うん、良かったよ。」
ファンクラブに所属しているという生徒数人からラブレターのような手紙を貰ったりなどしたが。
基本的には無害だし、寧ろ敬愛してくれているように見える。
(ファンクラブなんて私につくとは思わなかった。)
短髪に男子制服だからだろうか。
よく男子に間違われる。
そしてよく間違われて告白されたりする。
「睦月、手紙来てるよ。」
「え、本当。」
移動教室の後、教室に戻ると机の上に見慣れない封筒。
色はピンク。
「開けてみてよ。」
「伊織…面白がってるでしょ。」
「そんなことないよ。」
伊織がカラカラ笑うから信用出来ない。
(まぁでも。)
この封筒の色からして多分ファンレターかラブレターなのだろう。
嫌いな人間にピンクで送らないだろうし。
マスキングテープで留められた封筒の中身はファンレターだった。
『王子役頑張ってください!最前列から応援しています!』
「ファンレターってやつだね!」
「楽しそうだね伊織…。」
(他人事だと思って‥‥。)
実際他人事なんだけど。
封筒の裏を返すと名前とクラスが書かれていた。
2-A
如月 奈々美
(うん?)
如月?
薫先輩や如月先輩も手伝ってくれたが、犯人は見つからなかった。
それに私物がなくなることも無くなり。
自然と犯人探しは収束に向かっていた。
「良かったねぇ、睦月。」
「うん、良かったよ。」
ファンクラブに所属しているという生徒数人からラブレターのような手紙を貰ったりなどしたが。
基本的には無害だし、寧ろ敬愛してくれているように見える。
(ファンクラブなんて私につくとは思わなかった。)
短髪に男子制服だからだろうか。
よく男子に間違われる。
そしてよく間違われて告白されたりする。
「睦月、手紙来てるよ。」
「え、本当。」
移動教室の後、教室に戻ると机の上に見慣れない封筒。
色はピンク。
「開けてみてよ。」
「伊織…面白がってるでしょ。」
「そんなことないよ。」
伊織がカラカラ笑うから信用出来ない。
(まぁでも。)
この封筒の色からして多分ファンレターかラブレターなのだろう。
嫌いな人間にピンクで送らないだろうし。
マスキングテープで留められた封筒の中身はファンレターだった。
『王子役頑張ってください!最前列から応援しています!』
「ファンレターってやつだね!」
「楽しそうだね伊織…。」
(他人事だと思って‥‥。)
実際他人事なんだけど。
封筒の裏を返すと名前とクラスが書かれていた。
2-A
如月 奈々美
(うん?)
如月?
