朝の眩しい光の中で私は、起きる。

まだ眠たそうなまぶたをこすって、顔を洗う。

クシャクシャになったパジャマを脱ぎ捨てて制服を着る。

あの子が、用意してくれたトーストと紅茶を飲む。

寝癖を直して、家を出る。

そしてあの子に、

「いってきます。」

と言った。