一方的だった。 路地裏で会った男の人は一発で男の人たちをノックアウトした。 二人組の男の人たちがのびている。 同情する気にはなれない。 こんな奴らだから、痛い目にあったほうがいい治療になるはず。 「大丈夫か。」 「あ、ありがとうございました。」 深々と頭を下げる。 男の人は私の頬に手をさしのばした。 涙を拭きとってくれた。 「こんな夜に出歩くなよ。」 小さく頷くと男の人は満足げな表情をする。 物凄く顔が整っているのにそんな顔をするので、思わず見惚れてしまう。