「瑠華?なんでそんな顔してんの?」 「別に、何もない。」 私は布団を頭までかぶり先生とは逆方向を向いた。 「何もなくないだろ………ご飯もう食えねえか?」 「………うん。」 「そっか、よく食べたな。」 先生の顔を見たくなくて、私は布団をもっと深くまでかぶった。 「瑠華、顔見せてくれよ。診察できねえだろ。」 「………うん。」 私が渋々布団の中から出ると、先生はどんどんと診察を進めていく。 病気なんか気にしなくていい普通の生活を私も送ってみたい。