勢いで腕を掴んだものの 目の前の咲橋はキョトンとした顔で俺を見ている。 「あー、えーっと」 こういう時ってなにを言えばいいんだ? とりあえず謝罪? 自己紹介? あの日のことを話す? そうモヤモヤしていると咲橋が口を開いた 「助けてくれて、ありがとうございます。」 そう言うと咲橋は花が開いたような笑顔で。 その笑顔を向けられただけなのに、すごく顔が熱い。 どんだけ俺は惚れてんだよ…