「セレルナって名前なんだ?可愛い」
「へっ?な、何言ってるんですか!!////」
「お姫様なのに、可愛いって言われなれてないんだね?」
「だ、だって…。」
「姫様、時間がありませんよ」
「分かってるわ」
「…セレルナ、いいよ」
「うん。
……記憶消去魔法"___________"!」
セレルナが唱えると、アズリはフラッと倒れ込んだ。
その体を道の端へと丁寧に寝かせた。
「ごめんなさい」
セレルナはアズリに向けてボソッと呟いた。
「姫様、いきましょう」
「えぇ、"_________"。
姿変化"__________________"!」
小さいホテルへと入っていったのは、ドレスでもないただのワンピース姿で、クリアブルーの長い髪の毛に金色の瞳の少女と女二人。