「いいよ。王女様とあったことだけでしょ?」 「そうです」 「なら、平気だよ?王女様にはまたいつか会うときが来る気がするから」 意味が分からない。 「…名前、聞いてもいいかしら?」 「…アズ。アズリだよ」 「ありがとう、アズリ」 「姫様!」 「この状態で魔力を使うなんて…っ」 「私を誰だとおもってるの?」 「「アクアローズ王国第一王女、セレルナ様です」」 「でしょ?」 セレルナは得意げに笑ってみせる。