「「はい、勿論です」」 「必ず、守ります」 「お母様…っ!」 王女は叫んだ。 「"___________"」 王妃は小さく呪文を唱えた。 すると、ティアラ、バイオリン、ペンダントが小さくなって本の形をした箱に入れられた。 その箱は革紐に通され、王妃はそれを王女の首へかけた。 「ほら、セレルナ。早く行きなさいよ」 王妃は王女の背中を押した。 「イヤッお母様とお父様を置いていくなんて出来ません!!!」 王女は抵抗した。