今日は珍しくカラコンもいれてる。
マスカラを足して…
鼻筋を通すようにパウダーを塗る。
赤リップをぼかすように…。
メイクは大人になるまでしない。
カラコンとかつけまは一生しない。
そんなことを言っていた私も
いつしかメイクの仕方を覚え、
濃いメイクもするようになっていた。
「鈴音終わったぁ〜?」
「うん、大丈夫。
んー、これでほんとに大人に見えるかなぁ?」
「いやいや鈴音は大丈夫でしょ。
まー黒髪なのがちょっとあれだけど…」
香澄は童顔なものの、
卒業してからすぐ明るく髪を染めていて
少し大人びて見える。
私は黒髪と、中途半端な長さの髪。
大丈夫かなぁ…と不安を抱きつつ、
夜の街へ出る。
