君を好きになっちゃったんだ。

いつまでも「桜ちゃ〜ん?」なんて叫んでるからうるさいし、委員会があるから入らないわけにもいかず仕方なくドアを開ける。




「やっと開けてくれたね!!」




満面の笑みを浮かべているチャラ男先輩。




鬱陶しいから無視して辺りをキョロキョロ見渡す。




けど、




人数分のパイプ椅子が用意されているのに席についているのはチャラ男先輩、たった一人。




…他の人はまだ?




「桜ちゃん、俺とお話しようよ〜」




こういう人と関わるとロクなことがなさそうだから無視しよう。




ホワイトボードを見るとそこには“席はクラス別。前から三年。”と書かれている。




「桜ちゃん返事くらいしてよ〜」




えっと、あたしは四組だから……げっ




チャラ男先輩の後ろだ…




嫌々ながらチャラ男先輩の後ろに腰を下ろす。