こんな簡単なことでまた笑ってる私達。


今思えば、麻伊に出会えたことは私にとって人生最大のラッキーだったのかもしれない。


ケンカするのは、大好きで信頼してる麻伊に自分を理解して欲しいから。


麻伊のために何かするのは、喜ぶ顔が見たいから。


麻伊が辛そうにしていたら、私が安心して泣ける場所になる。


麻伊が悩んでいたり迷っていたら、進んで行けるように杖になるよ。


そうすれば、1人では支えられなかった重みを2人で分け合っていけるでしょ?


もしも2人の行き先が違っていても、いつでも寄り道すればいい。


麻伊も同じ気持ちでいてくれているはずだ。


私達が出会えたことは奇跡なんだと、自信を持って言えるから……