そんな先生が無性にムカついて、私はもう話し掛けるのを止めた。


しばらくの沈黙が訪れる。





(もう、無駄な時間につきあってる暇はない!!) 


そう思った私は、黙って立ち上がり、教室を出ようとした。


その瞬間………





「なんで君はそんなに俺を嫌ってるんだ?」




はぁ!?


いきなり何を言ってるのかと思えば、なんで嫌ってるかだと!?


「そんなの、先生に言う必要あるんですか?」


正直、先生にムカついた。


今更何なの!?


今までお互い触れないで来たのに、意味がわからない。


私は黙って先生をにらんだ。