「うわぁ、リア充だわぁ」

「お兄ちゃんうっさい
お兄ちゃんもさっさと彼女つくりなよ」



後ろで2人が何か話していたけど、それも耳に入らないくらい、私の頭は真っ白になっていた。





あのすごく怖かったお化け屋敷でも、先輩がいるだけで楽しかった思い出に変わってしまう私は……


重症だ。