それから少し先輩と話して、音羽ちゃんのことを思い出した。 「うーん、優菜1人で大丈夫? 俺が付いていこうか?」 「大丈夫って言いたいところですけど、お願いしていいですか?」 「うん、じゃあ行こっか」 そう言うと先輩は私の手を引いてあるきはじめる。 ……先輩から手をつなぐのって、もしかして初めて? 「先輩、ありがとうございます」 「いーえ、こっちこそ、ごめんね はい、着いたよ」 そう言ってドアを開ける先輩。 「っ」 眩しくなって思わず目を閉じると、何が私に突進してきた。