犬猫系彼氏との付き合い方«番外編»【完(仮)】



中に入ると、真っ暗で何も見えない。


ピタ


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


頬に当たった冷たい何かに思わず声を上げる。


「優菜、うるさい」

「お、音羽ちゃん……
怖い!かえろ!

ひっ」


突然冷気が流れたと思ったら、女の人のすすり声が聞こえる。


「私の子供はどこ?
誰が殺したの?

返して、私の子供を返して
返してぇぇぇぇぇぇ!」

「ひっ

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


突然後ろから現れた白い服の女の人に追いかけられて、思わず逃げ出してしまった。


「あっ!優菜!」


音羽ちゃんが叫ぶ声も聞こえたけど、それどころじゃない。