「お兄ちゃん、優菜口説かないで」 「あー、はいはい 優菜ちゃんたちここは入るんだろ? はい、どーぞ」 「え……」 いつの間にか入ることになってた私たち。 「いや、でも、勝手に入るのは……」 「大丈夫、俺ここの受付だから 特別な?」 と、特別なんてしてくていいですー! ど、どうしよう、どんどん入んないと行けなくなってきた…… 「おぉ、ありがと 優菜、入るよ」 言うが早いか私の腕を引っ張っていく音羽ちゃん。 い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!