灰色の瞳




「あ?」

「何こいつ。なんでここいんの」

「さあな、てか誰」

「あー!!!俺知ってる!!!君、2年の!あれだ、悪女でしょ!」


勝手にベラベラと話し始める各々。

あ?ってなによ、あ?って!!!
誰って言う前にあなたが誰よ!!
私はいつもここにいたし!!!!
悪女ってなによ、悪女って!!!


などなど。
言いたいことはたくさんあるけど、私はそれを飲み込んで、にこやかに微笑んだ。


「こんにちわぁ〜。嗣斗さんたちですよねぇ、会えて嬉しいなぁ〜。本当、かっこいいんですねぇ」


立ち上がり、へらへらと笑って5人に近づく。

そう、これは表の私。

男好きで、尻軽で、最低女の、完璧な演技をこなす私。