大罪人の反逆

「記憶を封じる時に持ってた針でサツキの脳に刺激を加えて、一時的に記憶を封じ込めたんだ。
あくまで封じ込めただけだから、今日の騒動で記憶の断片が脳に戻ったんだよ」

「???」

サツキには、理解しがたい言葉がつらつらと並べられクエスチョンマークがたくさん頭の上に浮かんだ。

くそぅ、勉強すればよかった!

そんな言葉が頭を駆け巡った。

「要するに、サツキの頭をいじって一部の記憶を奥のほうに押し込んで思い出さないようにしたってこと」

「ッ!」

サツキは反射的に頭をかばった。

封じ込め方はまだよくわからなかったけど、頭をいじったということは鮮明にわかったからだ。