冷たい君と青春中。



小走りで水野くんの傍へゆく

足音できっとわたしに気づいているはずの水野くんはそのままかばんを机のよこにかけて椅子に座った。


「水野くん!」

あれ、けっこう大きめの声でいったんだけどな。


「水野、くん?」

むむ、聞こえないのかな。


「ねえ、水野くんってば!」


「…チッ」


わたしを、チラッとも見ないでしたうちをする。