麗のベッドの上には、写真がいっぱい飾ってあって、その写真はどれも俺と映った笑顔の写真。 「麗は…、本当に透亜くんが好きだったのね」 そういう麗のお母さんの声でさえ、今は耳に入ってこない。 「ねぇ、透亜くん……」 「……はい」 「もう、麗に縛られることないのよ。」 「……うっ」 振り返ればこの3年間、俺は麗という存在にすがっていたんだ。