冷たい君と青春中。




「来てくれたのね…、ありがとう。麗もきっと喜ぶわ」


どこを見るわけでもなく空を見つめて話す麗のお母さん


「いえ……、本当にすみませんでした」


色んな意味をこめて、深く頭をさげた。


「なんで透亜くんが謝るの…、誰も悪くなんてないのよ」


優しい笑顔で、麗に似た声でそうつぶやく。


「透亜くんも、早く新しい恋しなくちゃダメよ?麗もきっとその方が喜ぶわ」