麗が、いなくなった日から3年が過ぎようとしていた。 時と言うのは無情で、麗なんて最初からいなかったみたいに季節は流れていく。 今日はそんな麗の大切な命日だ、月に一度ひとりでお墓参りにいく。 一週間ほど前に、いちご野郎に声をかけられた時のことを思い出す 「えっと、来週のバレンタインって空いて、たりするかな?」 いつもの俺だったら、そんなのすぐに断っていた。だって麗のほうが大切にきまっている