冷たい君と青春中。



「透亜くん……っ!」


目の前で泣きじゃくる、麗によく似た麗のお母さん


隣で、麗のお母さんの背中をさするスーツのままの麗のお父さん


意味が、わからなかったんだ。まだ13歳の俺には、なにが起きているのか



「2月14日、20時19分死亡確認です。」


白衣をきた男の人にそう言われた気がした。


頭が真っ白になって、今日までの麗がフラッシュバックしていく。


「……なんっで、だよ!麗……っ!」


その時は、恥ずかしいなんて感情はどこにも無くて、人目を気にせずにただ泣き叫んだ。