それから、しばらくしていちご野郎が来た。 俺の隣にちょこんと座って、前髪を整える。 「ほんと、透亜のこと好きだよな〜宮城さんって」 いきなり変なことを言い出したのは、忍だった。 隣であたふたと照れているいちご野郎に、すこしだけふっと笑った。 「でもさ、本当嬉しいよ。透亜がまた大切な人を作ってくれてさ」 忍の、その言葉を聞いて俺の心臓はぎゅっと掴まれたみたいに息苦しくなる