もうすぐ冬が終わるといっても、まだコートとマフラーはかかせない季節。 「っくしょん。」 くしゃみをひとつして、大好きな彼をまった。 もう、あたりは真っ暗で学生たちも減っていって、だんだん孤独をかんじる。 スマホを取り出して、また時間を確認する。 画面には18:26と示される文字。 わたしが駅についたのは、16時になる少しまえだったから、もう2時間半も過ぎている。 「遅過ぎ…だよ」 わたしがそう呟いたときだった