ふぅ、と心の中で深呼吸をする。 となりをみれば、りっちゃんが手を振っていて 「透亜くん…っ!」 綺麗に包装された、ガトーショコラをかかえて透亜くんのほうへむかった。 すると、透亜くんはかばんを持って 「……あぁ、悪い。駅で待ってて」 それだけいうと、小走りで教室をでていった。