み、水野くん…。


きみが言った会いたい、はわたしの心臓のずっと奥にひびいて一瞬、息をするのも忘れた。


『おい、こねーのかよ』


すこし、不機嫌そうな水野くんの声をきいてハッとする


「いっ、いきます!」


ん、と返事をされ水野くんに電話をきられた。


水野くんが……わたしに


クリスマスのパーティーを思い出す。


あの日はわたしが水野くんに電話して……、会いたくて会いたくて


それから一ヶ月がたった今日は、水野くんからの会いたい、が聞けて。