冷たい君と青春中。



「なっにそれ〜!最近苺々華ってば進展はやすぎる!わたしの頭が追いつかないよっ」


たしかに、最初のころに比べたら水野くんとわたしの関係はぐんぐん前に進んでいって


友達以上、になれたのかもしれない。


「はーい、席つけー。」


そんなゆるい先生の声とともに、帰りのHRがはじまった。


もうっ、どういうこと!と、まだプンプンしているりっちゃんをよそに、HRは進んでいく。