「ざんねんでした〜、不正解です!」 「えー、なんなの。すっごく気になる!」 「実はねぇ〜」 言っちゃっていいかな、いいよね。りっちゃんだもん 水野くんとキスしたんだ、って。 「…っざけんなよ!」 だけど、そんなとき教室のどこかから、おとこのひとの低い怒鳴り声が聞こえて、わたしは肩をふるわせた。 「水野…くん?」 その声の発信源は、だいすきな水野くんのもので… すぐそばには、かけるくんが手をついて地べたに座っている、というよりは誰かに押されてしりもちをついたみたいな状態