冷たい君と青春中。



あぁ、やっぱりだめなんだ。

こんなにつよく思っても、きみには届かないんだ。


「だったら…、こんなとこまで来ねえ」



えっ?いま、なんて……っ


それだけいうと、また踵を返して歩き出してしまった


きらいだったら、こんなとこまで来ない。それは今のわたしにはじゅうぶんすぎる甘い言葉で



「水野くん…っ、勘違いしちゃうよ!」


結局、水野くんにはかなわいなぁ…。