冷たい君と青春中。



屋上のベンチに腰をかけ、膝の上にお弁当を広げた。


「苺々華ちゃんって、すごく一途だよね〜」


いきなり声をあげたのはかけるくん


「一途…?なのかなぁ、水野くんしか好きになったことないからわからないや」


生まれて初めての恋を教えてくれたのは紛れもない水野くん


「えー、そうなんだ?恋愛はいっぱいした方が楽しいよ?」


んー、わたしにはわからないなぁ…。いまは水野くんを好きな気持ちで手いっぱい、というか…余裕なんてないし。